今日はこんな事がありました。
若い子がVSSかSVNどっち使う?って話をしてたので、Gitを提案した。協議の結果、VSSになったらしい(*´ω`*)
— なかじ (@nakaji) 2014, 8月 14
Gitの良いところを上手に伝えられなかったのが残念です。協議の間、自分は中央リポジトリをどうやって公開しようかなぁと考えていました。始めてのGitなので変な環境にしちゃって「なんか、Gitっていまいちだよねー」なんてことになってしまうと悲しいです。
そこでふと思い出したのがGitBucketです。
ちょこっと試してみたら5分もかからずに使える状態に持って行けたのでこれはお手軽でイイ!という事でブログに書きます。
GitBucketってなに?
AtlasianのBitBucketと名前が似てて紛らわしいですが、GitBucketはScalaで作成されたGitHubクローンです。 GitHubクローンといえば、GitLabもありますが、インストールはGitBucketの方が簡単そうです。
必要なもの
- Javaの実行環境
はい。たったこれだけです。*1
下準備
下記URLから最新のwarファイルをダウンロードしておきます。
実行してみる
コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行します。
> java -jar gitbucket.war
http://localhost:8080/にアクセスして、以下のような画面が表示されれば成功です。
管理者ログイン
管理者としてroot(パスワードも同じ)が登録されているので、まずはログインして一般ユーザーの登録などするといいと思います。
ポートを変更する
デフォルトのポートは8080です。変更したい場合は起動時のパラメータでポートを指定します。
> java -jar gitbucket.war --port=9090
データの保存先
設定やリポジトリのデータの保存先は、デフォルトではホームディレクトリ配下の.gitbucketになります。(ex. C:\Users\nakaji.gitbucket)
この場所を変更したい場合も起動時のパラメータで指定します。
> java -jar gitbucket.war --gitbucket.home=D:\GitBucket
その他の情報は本家のGitHubリポジトリをみてもらえたら地位と思います。
まとめ
超お手軽にGitHubクローン環境なんてステキですね。
これでGitに慣れてもらい、ブランチがそれなりに使えるようになって、プルリクエストでコードレビューなんていいじゃない! そのうちGitHub Enterprise契約して・・・と夢は広がったのですが、冒頭の通り残念な結果になりました。これにめげず、痛いおっさんと思われても良いので良いものは薦めていきたいと思います。
*1:きっと